エンターテイメント業界が、webの運用やファンを作ったりするために必要なことの参考になりうる記事などをまとめてみる。
ひとくくりに”エンターテイメント業界”と言っても大きいので、下記の状況にある場合に限定したいと思う。
基本的には”BtoC”の側面が多いが、理解して運用をすれば個人活動をしている人などにもヒントになるのでは? と思っている。
・今までwebへの積極的アプローチをしてきていない
・webは必要だと思うけど、何をして良いか分からない
・うまく情報を発信してファンを増やしたい
とりあえず、先に結論を言うと、身も蓋もない言い方だが 「数と質 両方必要」だと思っている。
ただし、うまくいってない企業や人はその「質」の方向性を、勝手な思い込みから間違った価値観で断定しているため、正しい姿が見ていないと思われる。
大切なのは、下記の記事からポイントを理解して、自分の中に落とし込む作業ではないかと思う。
SNSの運用に関して
Twitterの運用で成功している企業アカウントの対談記事など
◆SNS公式アカウント運用
◆シャープ、セガ、東急ハンズのSNS「中の人」対談
◆Twitterがブランドにもたらす「オーディエンス」の力とは?
◆「#企業公式って普段なにしてるの」
BtoC的SNSを運用の豆知識
◆Instagram、「ブランドコンテンツ」提供などビジネス活用の最新動向
◆Instagramの分析記事
◆twitterとfacebookの利用率が日本と世界は大きく違う
日本のtwitter利用率の高さ&facebook利用率の低さは、世界的な平均からかけ離れている。(いいことだと思っていますよ)
・twitter利用率の高さは上から2位
・facebook利用率の低さは下から4位(下にはナイジェリア・ロシア・中国) pic.twitter.com/OuoN2F3fbz— ふじた_🐱♨💻雑用係 (@nfujita55a) May 10, 2019
◆Twitterを通じてどんなことが分かるのか。それを企業はマーケティング活動にどう生かせばいいのか。Twitter Japanのリサーチ部門のエキスパートが語った。
数年前と今じゃwebの状況が違う
今の状況
◆情報量の爆発的増加。
人類が約4万年にわたって流通させてきた情報量の、およそ300万倍の情報が2007年の1年間にこの世界を流通した。2011年は1921万倍、2020年はその2011年のさらに約20倍の情報量が流れる、と予測されている。
◆スマホゲーム、総崩れ? 各社の“冴えない決算”
◆日本のネット上の売上が米中企業に大量流失している 衝撃データが初めて明らかに
◆世界の「人気のソーシャルメディアトップ10」を2002年以降で比較したムービー、Facebook以前は何が流行していたのか?
前述したように、世界と日本が大きく乖離しているので、その乖離具合が分かって面白かった。
◆日本のネット上の売上が米中企業に大量流失している 衝撃データが初めて明らかに
◆スマホゲーム、総崩れ? 各社の“冴えない決算”
◆なぜ、ゲーム攻略サイトは激減したのか? 現場の声を聞いてみた
近い未来の予想
◆333枚のスライドで「インターネットはこれからどうなるのか」を示した貴重なレポート「Internet Trends 2019」
◆ベンチャーの生きる道としてのD2C、明日はどっちだ?
最後に
ここの情報を全て鵜呑みにせず、自分の立ち位置という情報を加えた解釈をし、テストしてみるのが良いと思う。
ダメなら、その理由を探し、推測し、テストし、検証し。それを繰り返し、自分の必勝パターンを探すのが効率的。
また、「いや、〇〇は△△だから」とか言われても、記事をまとめているだけなので、元のサイトに言ってくださいね。
おまけ(蛇足)
エンターテイメント界で時代の寵児になりつつある、SHOWROOMの前田裕二社長の考え方にはとても興味がる。実際に、ここまでのシステム(仕組み)を創りあげたので、状況の把握や求められるものへの感度は高いと思っている。そのため、何度か講演を聴きに行き、現在のSHOWROOMと未来のSHOWROOMの話はとても興味深かった。
さらに蛇足だが、フリーだからこそ推しに「SHOWROOMの概念」を理解し、それに合わせた戦略を考えて欲しいなんて思ったり。
自分が思い描いてるSHOWROOMの虚像ではなく、SHOWROOMが何をしたくて、何を目指しているか。それを理解する事によって、ファンの増やし方、知名度や人気の向上が出来る事は間違いない。 さらに、SHOWROOMの枠の外での企業が求める物へのビジネスとしての成果の出し方なども。
戦術ではなく、長期的な戦略を。
・SHOWROOM前田裕二 特別講演「動画2.0」ビジネスモデルと5G市場の仮説
・5G以後の「動画ビジネス」の勝算 【showroom株式会社前田裕二】
・前田裕二 SHOWROOMのCEO・CTOに生放送で質問しよう